Boxman Fotologue
11/06/2026
カンポン・アイールは、ブルネイ川の浅瀬に高床式の住居が並んでいる水上集落だ。
水上集落だから、ボートがないと集落の中を回れないと思うかもしれない。けれど、実際には家々のあわいを縫うようにして木製の歩道橋が縦横無尽に巡らされており、ボートに乗らなくとも縦横に徘徊できるようになっている。敷いてある板がボロボロに腐食しているところもあるものの、基本的には自分の足だけでどこまでも歩き回ることができるのだ。
そうして血管のように張り巡らされた歩道橋を歩いていると、一見すれば陸上の住宅街と変わらない錯覚を覚える。だが、視界の端には常に、すべてを台無しにするための水面が口を開けて待っている。
ただ歩き回っていてちょっと辛いのは、日陰がどこにもないことだ。歩道橋の上には無慈悲に熱帯の日差しが降り注ぎ、逃げ場のない熱気が容赦なく体力を削っていく。そんな陽炎の向こうを歩いていると、浅瀬にできた小さな島までもが、この巨大な水上集落に丸ごと飲み込まれている光景に遭遇した。そこには数本の椰子の木が生えていて、この剥き出しの水世界においてはひどく貴重な木陰というものを落としていた。
📍カンポン・アイール(バンダル・スリ・ブガワン | ブルネイ)
#旅行記
ロイヤル・レガリア博物館は、ブルネイ王室の富の象徴を集めた輝かしい博物館。ブルネイ王室は日本円で約3兆円前後の資産を保有しているらしい。様々な貴金属が展示されている博物館で、僕が熱心にレンズを向けていたのは傘だった。
📍ロイヤル・レガリア博物館(バンダル・スリ・ブガワン | ブルネイ🇧🇳)
#ブルネイ #海外旅行
📍バンダル・スリ・ブガワン(ブルネイ🇧🇳)
#ブルネイ #海外旅行
ブルネイ旅行で訪れた水上集落、カンポン・アイール。ここでは、学校もレストランもモスクも、まるであたりまえの顔をして川の上に浮いている。驚かされるのはその規模だ。二階建ての校舎が支柱に命を預けて水面に踏ん張っている姿を見ていると、是が非でも川の上で生きてやるという、もはや信仰に近い執念を感じてしまう。
だが、これほど水上に固執する彼らが、皆、網を引く漁師なのかといえば、答えは「ノー」だ。意外にも住人の多くは、堅実な公務員なのだという。さすがの国家権力も官公庁まで川の上に浮かべるほど無鉄砲ではないらしく、彼らは毎朝、水上の私生活を脱ぎ捨てて、陸の上にある職場へと「出稼ぎ」に向かうのだ。
📍カンポン・アイール(バンダル・スリ・ブガワン | ブルネイ🇧🇳)
#ブルネイ #海外旅行
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